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浴衣と着物の違いって?浴衣の良いところをご紹介します♪
みなさまこんにちは。着物興栄です。
さて、今日は夏の和装の代名詞でもある「浴衣」について、お話ししたいと思います✨
お着物は未経験でも、浴衣は着たことがある人は多いのではないでしょうか。
浴衣はお着物の一種で、夏でも涼しく快適に過ごすことができる定番の和装スタイルです。
夏祭りや花火大会等イベントのおしゃれには欠かせないアイテムで、近年は男性の浴衣姿も人気ですよね。
突然ですが、「お着物」と「浴衣」の違いってわかりますか?
こちらが夏のお着物「絽(ろ)」の刺繍訪問着です↓
そして、こちらは浴衣です↓
浴衣とお着物の違いとは。
生地のつくり・質感が違いますし、何より着付けの方法が違います。
お着物というのは、夏用の薄手のお着物もありますが、それでも浴衣よりはしっかりとした生地で作られています。特に上の写真で着ている訪問着は、「絽」という独特の織り方で織られた上質の生地で刺繍も施されております。
そしてお着物の着付けの場合は、下に長襦袢を着て、その上に着物を重ねる。しっかりとした着付けを行います。
一方で浴衣の場合は、基本的に素肌の上にそのまま羽織りますので、着付けの工程が簡単です。浴衣に使われる生地は薄く透け感があり、お着物と比べると着心地がとっても軽いです。
浴衣と着物の最大の違いは、そのカジュアルさです✨
着物はフォーマルな衣装として公式の場で着ることができますが、浴衣はカジュアル着ですので、フォーマルな場に着用することはできません。浴衣パーティといったテーマがある場合は別ですが。
浴衣は、あくまでサマーワンピースのようなもの。もともとは寝巻きであったくらい、日常使いを基本としたものです。
浴衣が映えるのは、友達とのお出かけやデート、お祭りや花火といった夏の風物詩のイベントですね。ちょっとだけオシャレしたい時に最適な和装だと思います。
フォーマルでは着ることのできない浴衣ですが、良いところがたくさんあります。
まず1番目に、着やすさ。上にも書いたように着付けがとっても簡単です。
YouTubeを見て、ご自身で着付けをされる方も多いですよね。
2番目に、柄の多彩さ。ポップな柄から大人っぽい柄、ユニークな柄と、バリエーションの多さは洋装以上です。訪問着では絶対に無理な柄もたくさんあって楽しいです。帯を合わせると2倍楽しめます。
3番目に、動きやすさ。お着物より軽いので、動きやすいし歩きやすいです。着物は慣れていない人だと数時間で疲れてしまいますが、浴衣は一日中着ていても平気なくらい楽です。
4番目に、涼しさ。薄い布を一枚まとっているだけなので、夏でもとっても涼しいです。それに、浴衣姿は見ている側も涼しく感じますよね。
また、浴衣は外国人の方にも大人気です☺️
手軽に和装を楽しめる!それが浴衣の良いところです。
着物興栄のレンタル浴衣は300枚以上です!男性浴衣も取り揃えております。
東京にお越しの際は、ぜひ着物興栄のレンタル浴衣をおためしください。