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2020年1月13日は成人の日です。成人式の由来って?

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こんにちは!着物興栄です。

今週末の3連休の最終日でもある2020年1月13日(月)は、「成人の日」です✨

3連休は着物レンタル屋は朝から大忙しですが、とても楽しみな1日でもあります。

 

成人式の振袖

 

ところで、この「成人式」とはいつから行われている行事なのでしょうか?

日本の歴史では、だいたい奈良時代が起源といわれています。

当時、男子は「元服」という儀式がありました。

それまでは子供の格好で過ごしていたのが大人の服装や髪型に改め、元服以後は成人男性として扱われるようになります。時代劇でもよく見ますね。

女性の方も「裳着(もぎ)」といって、髪を結い、腰から下にまとう「裳」を身にまとう儀式がありました。

これらの儀式のタイミングは、現代のように20歳とは決まってなく、12〜16歳という現代から見ると早い時期に成人を迎えます。

尚、20歳で成人と定められるのは実は日本だけのことで、世界では18歳だったり15歳だったり国によって全く違うようです。

 

では、現代のように「成人式」として、自治体単位で集まって式典を行う形はいつから始まったのでしょうか?

最初の成人式は、1946年11月22日に埼玉県の蕨市で行われたとされています。

最初の成人式は秋だったんですね!

太平洋戦争に負けた翌年のことで、若者を励まそうと企画されました。

これに感銘を受けた日本の政府が、日本の行事として制定したのです。

 

今は、ハッピーマンデー制度により、1月の第2月曜日が「成人の日」として定められていますが、平成11年までは、「成人の日=1月15日」と月日が完全に固定されていたので、40代以降の方にはそちらの方がなじみが深いのではないでしょうか☺️

成人の日だからといって、この日に成人式を行わなければいけないという決まりはありません。

実際に3連休の中日の日曜日に開催する等、なるべく多くの人が参加しやすいスケジュールを組む自治体は多いです。

地元帰省する大学生や平日働く社会人の新成人の皆さんは、嬉しいですよね。

雪の深い雪国などは、お盆やGWに行うことも。

振袖を着れないのは残念ですが、夏の方が移動は楽そう。

 

今年新成人となるみなさま、ぜひ思い出に残る素敵な成人式をお過ごしくださいね。 

 

着物興栄には成人式にぴったりな正統派の振袖が揃っております♪


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