社長挨拶

着物興栄代表 慶佐次 真紀

皆様、こんにちは。
着物興栄(株式会社興栄) 代表の慶佐次 真紀(けさじ まき)と申します。

弊社は私が28歳の時に1人で起業し、お陰様で2022年の現在16年目を迎える事が出来ました。
私は沖縄県那覇市で生まれました。病気の母と祖父母に育てられ『首里高校染織デザイン学科』で3年間学んだことをきっかけに、卒業制作では琉球紅型の振袖を制作し、お着物や染めの世界に魅了されて、いつか自分でデザインした訪問着を着てみたいという強い思いを胸に秘め、東京に上京して参りました。

そして、2006年に私が敬愛する沖縄で泡盛の蔵主をしていた亡き祖父『慶佐次興栄』の名前を頂いて『おこしてさかえる』という意味も込め【着物興栄】を立ち上げ、着物のデザインと着物レンタルの事業をはじめました。

当初は今のように『起業女子』が少ない中で模索しながら私なりに自分の個性と感性・直感力を頼りにデザインし、その中でスワロフスキー入りの訪問着や刺繍といった他社にはないオリジナル訪問着を生み出して参りました。

また、仕入れに関しても、私が自分の目で確かめて京都から一つ一つ新品を仕入れております。礼装が何より好きで、上品で華やかな女性らしいデザインや可愛らしいお柄を中心に手書きの京友禅や最高級ランクの吉澤友禅などのレンタルにはなかなかないハイグレードなお着物を多く仕入れています。
中には大変高級なお着物もございますが、会社設立当初からお値段以上のお品をお客様にご提供したく、ギリギリの価格設定で頑張って参りました。

私はミックスで生まれた自分の容姿にも子供の頃からコンプレックスがありましたが、和×洋の融合をテーマに時代に合った着物スタイリストとして、今後もお客様の目線に立ったスタイリングをしていきたいと思っております。お客様のパーソナルカラーに合うお顔写りを拝見しながらお一人お一人にお似合いになるお着物をコーディネートさせて頂けましたら幸いです。

スタッフも同様にお着物が好きで接客が好きな人達ばかりです。彼女達と一緒に働ける幸せと、日々お客様とのご縁に感謝しています。

皆様が心から楽しい1日を過ごせますように、一緒に日本文化を体感出来る環境でお待ち致しております。

【着物興栄】をどうぞ宜しくお願い致します。

株式会社興栄
慶佐次 真紀